バイストン=ウェルの物語を覚えている者は幸せである。

私たちは、その記憶をしるされて、この地上に生まれてきたにも関わらず、思い出すことのできないさがをもたされたから。
それ故にミ=フェラリオの語るつぎの物語を伝えよう。 「聖戦士ダンバイン」 冒頭ナレーションより

しからば、「バイストン=ウェル」とは何か、そして「ミ=フェラリオ」とは。。。。
手元の、「講談社ポケット百科シリーズ 31 アニメスペシャル 2 聖戦士ダンバイン」 昭和59年3月22日 第1刷に記された「バイストン=ウェル入門」の語るつぎの説明を伝えよう。

ひと口にいって、バイストン=ウェルは一種の霊界(死後の世界)なのだ。しかし、そこではわれわれとおなじ肉体をもった人々が、同じような心をもって生活している。バイストン=ウェルは、人の魂が修練をつむ、学習の場でもあるのだ。地上の人間が死ぬと、バイストン=ウェルの人間(コモン、フェラリオ、ガロウ=ラン)に生まれかわる。そのとき、地上の記憶は消えてしまう。ぎゃくに、バイストン=ウェルで一定期間すごした魂が、ふたたび地上人として生まれかわることもある。このときも記憶はうしなわれてしまう。こうして、バイストン=ウェルと地上とのあいだを生まれかわりながら、しだいによき魂になろうとくりかえし試練をうけているのが、われわれ人間ということができるだろう。

バイストン=ウェルでは、人はコモン(ふつうの人々)、フェラリオ(超常能力をもつ妖精)、ガロウ=ラン(悪事をはたらく人々)の三つのすがたをとって生活している。
コモンは地上の人間とおなじすがたをし、おなじメンタリティーをもった人々で、「ダンバイン」の多くの登場人物はこれである。フェラリオは、エ=フェラリオという上級妖精と、はねをもつミ=フェラリオという下級妖精にわかれ、それぞれ水の世界とコモンの世界とにわかれてくらしている。ガロウ=ランは、悪の心をもち、コモンやフェラリオの魂をくいつぶし、悪の世界—カ=オスの支配するよごれた世界にひきずりこもうとしている。ただし、「ダンバイン」ではそこまではえがけず、コモンの下働きをする、下層階級の人々として。ガロウ=ランをとらえてみた。


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

タグ:

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP