この映画を見て、マクドナルドの成功には下記の3者の貢献が大きいと考えています。
①効率的なシステムを発明した、マックとディックのマクドナルド兄弟
②フランチャイズ化を成功させた、レイ・クロック
③ビジネスを不動産業と再定義した、ハリー・ソナボーン
ロバート・キヨサキ著「金持ち父さん 貧乏父さん」の「第三の教え」の冒頭で、1974年にレイ・クロックが講演で、「私のビジネスはハンバーガーを売ることじゃない。不動産業だよ」と語ったことが記されていますが、映画では、ハリー・ソナボーンの発案として描かれています。映画の冒頭で、レイ・クロックが商品の売り込みをまとめにかかる時に使う決めセリフ「So. What do you say」をそのまま、ハリー・ソナボーンがレイ・クロックに対して繰り返し自分の案を売り込むところが笑いを誘います。
映画の中では、効率良く物語を進めるための演出で、ハリー・ソナボーンが最初からアイディアを持って登場していますが、レイ・クロックの自伝「成功はゴミ箱の中に」の第七章でどのような経緯でビジネスを不動産業で再定義するに至ったかの経緯が書かれています。
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